日本ではまだまだなじみの薄い、ミルク、穀物で育てた仔牛肉を広く紹介しています。品種と月齢のばらつきがなく、塊肉、スライス済み個食包装、量販店用の商品があります。

オランダ産とカナダ産の仔牛肉は、乳用種雄牛の肉です。仔牛肉の生産は、酪農業界と密接に結びついており、仔牛の飼育は、主に酪農産業が盛んな地域で行われています。

乳用種の雌牛は、牛乳の生産のため飼育されています。牛乳を効率よく生産するために、乳牛は毎年出産しなければなりません。その一方で、搾乳用にならない雄牛には、牛乳、バター、チーズの製造工程から必然的に派生するスキムミルク、ホエイ、脂肪を主食として与えて飼育し、仔牛肉を生産しています。

■オランダ産ミルクフェッド（8ヶ月齢）
5〜6頭のグループで人道的に飼育されています。
飼料は、脱脂粉乳、ホエイパウダー、脂肪などの酪農業界からの派生物から生産された子牛用ミルクです。ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。この他、食物繊維と粗飼料も与えられ、バランスの取れた栄養価の高い食事がとれています。

■カナダ産グレインフェッド（6-8ヶ月齢）
10～18頭のグループで人道的に飼育されています。
タンパク質、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれた子牛用ミルクで飼育した後、トウモロコシと全粒穀物からなる完全飼料で約5ヶ月飼育します。

仔牛肉は、健康に良い食材です。
・飽和脂肪酸含有量が最も少ない赤身肉
・ビタミンB、亜鉛、マグネシウム、リン、カリウム、鉄などの栄養価が高い
・低脂質×高タンパク
様々な料理に活用出来ます。